まめ缶ストーブは北八ヶ岳で使ったアルコールストーブ、残念ながらNZはガスストーブを持っていくのでお留守番になったけど簡単な構造で比較的簡単に作れるのでご紹介。
缶自体は近所のホームセンターカインズで200円で売っていたもの。容量は20ml、個人的には30〜40mlくらいは欲しいところだけど缶自体が可愛いので採用。今まではEvernewのチタンポット500にスタッキングできる同社のアルコール用スタンドDXにチタンフォイルで風防を自作して使っていたが、NZではフライパンを使うため以前から作ってみたかった折りたたみできるゴトク兼風防を作成してみた。
ゴトクは東急ハンズで買ったチタンホイルとステンレス線、チタンホイルはカッターで切れるので加工は比較的簡単だが薄いのでコシをつけるためエッジ部分は織り込んで補強も兼ねている。風防は厚めのアルミホイルを二重にしてあるだけのシンプルなもの。
燃焼部分はステンレス線で”日”の字を形成し中心からカーボンフェルトを巻いている。カーボンフェルトはアルコールストーブの構造をシンプルに効率的にしてくれる。まめ缶の中に余ったチタンホイルで筒を作りパンチで穴を開けたものを入れ、芯をその中に収める。この筒はアルミ缶を切り出しでも大丈夫だがチタンがもったいなっかたのでチタン仕様、筒があるので芯部分がスムーズに上下でき、それで火力調整を行う。
北八ヶ岳では殆どの料理をこれで作った、炊飯も可能。前回紹介したBCストーブに火力では劣るが、芯を出して火力を上げて燃焼を始めると後半はカーボンフェルトにアルコールが接地しなくなるので弱火になって1合の米の炊飯が自動で行える。アルファ米はあんまり好きじゃない自分にはありがたい作品になった。
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