くらしのね での暮らし
最新メディア掲載
ウェブマガジン “HONEY” 海とサーフィン、サステイナブルをテーマに、ライフスタイル・ファッション・カルチャーを提案する
『大人の女性のためのビーチライフスタイル・マガジン』で渓が取材された記事が掲載されました。
自然を愛する、あの人に聞く。心地よい暮らしを叶えるためのヒント Vol.10 パーマカルチャー
2022年4月の”くらしのね”の様子が動画になりました!
撮影してくれたのはパーマカルチャーやサステイナブルな暮らしを紹介してるヤコブ、彼のチャンネルもぜひチェックしてね!
ドゥーパ! 2022年6月号の特集 自然エネルギーと自然素材の家で掲載されました!
屋号は “くらしのね ~ 暮らしとパーマカルチャー ~” ブログは少しずつここでの生活 (現在は主に製作中の映画ネタ) を上げているけど分かりやすくこのページでまとめてみる。
小屋のセルフビルド
この地に来たのは2019年の1月の終わり、竹や笹で藪化してた畑と宅地を切り開く。伐採した竹でデッキを作りその上に直径5mのテントを建て、ソーラーパネル90W×2枚とモバイルバッテリー400Wで住み始めた。元々あった母屋を解体して小屋を建てて住む予定だったが、渓が妊娠している事が分かり解体は一時止めて後々離れとして使う小さな簡易板倉の小屋を建てた。その後ジオデシックドームで温室兼お風呂、タープが屋根の下屋に壁をつけて箱部屋に改装、撮影で留守を守ってもらっていた親子の小屋 (現在はゲストルーム) 、敷地の杉を巻き枯らしした材で建てたワークショップと色々作った。早く作りたい母屋はドキュメンタリー映画が完成してからかな〜。
食は半自給
基本は玄米菜食、人が集まるときはアースオーブンに火を入れてピザパーティー、ゲストが来たら七輪でパンを焼いたり畑のものを食す。田んぼはまだやっていないが将来的にはやりたい。我が家には烏骨鶏が居て卵は自給、無いときは食べない、そして鶏が増え過ぎたら命を頂いている。山に放してる鶏はとても美味しくたまの贅沢、ここの鶏が美味しすぎる事もあり肉を買う事は無くなった、でもたまーに外食する時は気にせず何でも食べます。
電気の自給
電気は太陽光発電のみのオフグリッド 、90W×2枚のソーラーパネルと400Wのバッテリーで始めた極小規模自家発電の生活も徐々にアップグレードしていき現在は各小屋にソーラーパネルと小さなバッテリー、新たに作ったワークショップには360Wのパネル (もう少し増やしたい、余ってるのあれば頂きたい) と3,000Wのバッテリーで冷蔵庫と洗濯機を動かしている。2022年2月からは電気自動車に乗り換えた事もあり2kWのパネルとパワーコンディショナを中古で揃えて太陽エネルギーで車も走らせている。将来的に車として機能しなくなったらソル君を我が家の蓄電池として使う予定、因みにEVを充電するシステムにかかった予算は10万円以下。
車種はミニキャブミーブ10.5kW (満充電で100kほど走れます)
火力はほぼ自給
料理は冬は薪ストーブ、他の季節は自家製の炭 (竹炭/木炭) を七輪で、便利なカセットコンロも使う。風呂は薪で五右衛門風呂 (風呂は温室の中にあるので熱エネルギーを蓄えて薪の量は少なくて済む)、冬の間に薪集め、薪割りと炭作りをやる。母家が出来たら太陽熱温水器も欲しいね。
水
上水はずっと使っていたが2022年の夏に井戸掃除が終わり、井戸水と雨水で生活している。井戸に櫓を組み上部にタンク( 近所の方から頂いたミルク缶800L )を設置、昼間にソーラーポンプで水を汲み上げ、蛇口までは重力任せ。飲み水は井戸水をSawyer( スルーハイクで使っていた )でフィルタリングしている。排水はバイオジオフィルターを通してビオトープへ流している。ビオトープにはマコモ、ザリガニ、ヌマエビ、ドジョウなどの食べれる生き物を含めて生態系が年々多様になっている。
生業
Nobu: 東京でフリーでシネマトグラファーとして20年ほど働いていたが、ここでは作物の世話と開拓が基本、たまーに県外に撮影に行ったり、知り合いの家族写真を撮る事もある。現在はパーマカルチャーにまつわるドキュメンタリー映画の制作中。
Kei: 子育てと家事。テラと遊びながらオマルを使って、おむつ無し育児や赤ちゃん主体の離乳食 BLWを実践しつつ、たまに産前産後のヨガを教えている。
Terra: 2020年1月28日生まれの元気な男の子、我らの生活はまさにテラを中心に回り、成長に合わせて”くらしのね”も少しずつ進化している。