食事の度に当たり前のように言っている「 いただきます 」という言葉。
ここニュージーランドには「 いただきます 」の文化は無いので ( というか、「 いただきます 」は日本独自の文化 ) ご飯を前に特に何もなく食べはじめる。
食事の前にお祈りをしたり、歌を歌ったりすることもあるけれど、毎回という訳ではない。
何も言わずに食べはじめるもどかしさと言ったらもう!
違和感でしかない。
無意識に続けてきた「 いただきます 」の習慣。
その意味を理解して「いただきます」と言っている人がどれだけいるのかはわからないが、手を合わせて「いただきます」と食事に向かうその行為自体が素晴らしいな~と異国の地でしみじみ感じている。
食事を用意してくれた作り手に。
食物を育ててくれた作り手に。
沢山の命の連鎖を経て食卓に並ぶ食物の命に。
太陽と大地に。
なかなか目には見えにくいけれど、私たちは沢山のつながりの中で生かされているということ。
命を営むために命をいただいている。
「 いただきます 」
こういうことをしっかりと子ども達に伝えられる人でありたいな~
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