食べ物はどこからやってくる?

紅葉した葉っぱはすっかり落ち、2週間前には初霜が降りた。

ニュージーランドに冬がやってきた。

空が明るくなるのは7時半頃で5時半には真っ暗。日が短いせいか、一日の時間があっという間に過ぎていく。

TAを歩いていた日々はまるで遠い過去のことのよう。

ノブのPCTのブログを読みながら、自分も身体を動かしたくてうずうずしている。TAを歩き終わったあとは歩くのはもうこりごりって思っていたけど、離れてみると恋しいな~

ただいま60代のご夫婦のお宅でウーフ中。

牛乳、肉、魚はマーケットやスーパーで買っているので完全自給とまでは行かないが、彼らの食生活の多くは鶏が毎朝産む卵に畑で採れる野菜や果樹で成り立っている。

旬のフルーツや野菜が食べ切れないほど収穫できるそうで、食べ切れないものは下処理して冷凍したり、果樹はジャムやドライフルーツ、シロップやお酒に姿を変える。

こんなに沢山作ってどうするの?と思うほどのお酒やジャムは自分達で楽しむだけでなく、お隣さんや彼らの子供達、友人へのギフトとなる。

急な来客や友達宅への訪問にも慌てず自家製のギフトをさらっと準備してしまう様子はなんとも豊かだし、彼らのギフト精神に心温かな気持ちになった。

下の写真は60本の自家製プラムワイン!こだわりのあるホストファザーの美しい作品はラベルまで貼ってまるで商品のよう。

「スーパーで買い物してた時は作るものを決めてから買い物してたけど、今は目の前にあるものから何を作るか考えるから、よりクリエイティブで料理をするのがとても楽しくなったわ!」

とホストマザー。

エディブルフラワーをトッピングしたグリーンサラダは、全部畑から採れたもの。

収穫できるまでにはそこに至るまでの過程がありそれを経てきたからこそ食卓に並ぶ沢山の恵み。そして、種や苗から育て、収穫するに至るまでのストーリーを食卓を囲みながら聞くのはとても楽しいし、まるでスパイスのように食べ物のおいしさがより引き立つよう。

あなたの食卓に並んでいる食べ物はどこからやってくるのだろう?

どこで、誰が、どんな風に作っているのだろう?

もし生産者やスーパーが売らない!と言い出したり、災害で流通が止まったら?

間違いなく多くの消費者の食生活が機能しなくなる。それってなんだかとても危機的な気がする。

でももし自分や家族が食べるだけの作物を自分で育てていたらどうだろう?

そこには社会の流れに左右されない、豊かさや喜び、安心があるように思う。

都会に住んでるから、一人暮らしだからできないと思う人もいるかもしれないけれど、いきなり野菜を作らなくても、ポットでバジルなどのハーブを育ててみるだけでも違うはず!

いつものパスタに摘みたてのバジルを添えるだけで見た目も味もより一層おいしくなるし、何よりなんとも言えない歓びを感じるはず。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です