この間の水曜日のこと。
「タカカヒルに行くからケイも一緒に行こう。すごくいい場所だから!」
とホストマザーに言われついていった。
アスファルト道路から横道に入ると曲がりくねった砂利道が続いた。
何をしに行くのかわからないまま、ヒルだから丘にでも登るのかな~と勝手な解釈で思っていたらとんだ勘違い。
タカカヒルという地名に住むお友達の家への訪問だった。
山の上にポツンと立つ家というか小屋。
ワンルームでキッチン、リビング、ベッドルームのみの質素な暮らし。トイレとシャワーは屋外に。
そして、何がすごいってこの家の目の前に広がる景色!
どこまでも広がる青空とタスマンベイと連なる山々。
とても静かで、開放的な空間がとにかく気持ちよかった。
ここに暮らすファミリーにとってはこれが日常。こんな日常があるなんてなんだか信じられない!
朝焼けに染まる景色なんてたまらなく美しいだろうな~
狭い部屋がひしめき合うアパートに暮らしている人がいる一方で、こんなところで暮らす人がいる。ストレスの方から遠慮して離れていってしまうんじゃないかと思うくらい。
どこに住むかっていうのは結局どう生きるかに繋がる。
どんな人と、
どんな家に住み、
どんな景色を眺め、
どんな暮らしを営むのか。
またひとつ私の中の世界が広がる出会いだった。
ウーフの醍醐味のひとつはこういうローカルな暮らしに触れられること。これから家庭を育んでいく私にとってはよりリアルに色々と受け取ることができとても刺激的な日々!
早く自分達の暮らしを営みたいな〜
帰り際、衝撃的なものを見つけた。
この家に住む10歳の女の子とホストファミリーの11歳の娘さんが遊んだ形跡。( 2人ともホームスクール )
ここに来た時には砂利と水だけだったところがなんと馬のオアシスに!
菜園からとってきた小さなニンジンにパセリにミント。
その光景に心打たれ、思わずシャッターを切った。
なんて美しいんだろう。
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