ニュージーランドに行く前にギアチェックに行こう!というノブの提案で北八ヶ岳3泊4日の縦走の旅へ行ってきました〜
DAY1 9月7日(木)曇のち雨
1日目のルートは、みどり池入り口→中山峠→高見石小屋→白駒池。
地図に書かれたコースタイムを計算してみると5時間半の道のり。5時間半も歩くのか・・・と山登りにきているのだから当たり前のことだけれど少し気が遠くなる。笑
8:00 みどり池入り口をスタート。
歩きはじめると、森の静けさや木々の美しさに圧倒されて時間のことなどどこかへ消えてしまった。登っている間はノブとの会話はほとんどなく、静けさの中に自分の呼吸だけが息づく。
登っていると足元ばかり見てしまい景色に意識が向かないので、時々立ち止まっては辺りをよく見回して今ここを感じながら深い呼吸をすると、また歩く力が湧いてくるから不思議だ。
途中の川の水が飲めるとのことで、ウォーターパウチに水を汲んでキャンプ用の水を確保。川から直接水を飲むなんてなんだかドキドキしてしまうけど、そのまろやかさといったら!んー、うまい!
次第に雲行きが怪しくなり雨が降り始めた。
傘をさして登山を続ける。
中山峠に出ると風が吹き荒れ、雲の中に入っているので辺りは一面真っ白。次第に雨も強く降り始めた。連日の雨で稜線の道は水溜りやぬかるみだらけ。靴が濡れないように水溜りやぬかるみを避けながら歩いていたが、結局ぬかるみに落ち、降り続く雨で靴はびしょ濡れ。
まるで台風のような雨と風の中、高見石小屋に到着。名物あげぱんに心惹かれつつも、あと30分でゴールの白駒の池に着くからそこでゆっくりしようというノブの提案に合点!
目的地の白駒の池には13:00に到着。
雨の中テントを張り、本日の寝床を確保。雨風凌げるって本当にありがたい!
道中、傘と撥水性のウインドブレーカーだけでレインケープを着るタイミングを逃した私はびしょ濡れになり、すっかり身体が冷え切ってしまったので、濡れた洋服を着替えて、着れるものを全て着込んだけれどとにかく寒くて、暖かくなるのにかなりの時間がかかってしまった。あの時の寒さといったらもう勘弁です。
そもそも濡れた洋服は着たまま乾かそうと思っていたけれど、寒さに耐えられず、結局新しいものに着替えることにした。濡れた洋服は濡れたまま荷物になるし、次の日晴れればいいけど、雨続きだと乾かすこともできない。
悪循環の中で「濡れないようにすることが一番」というノブの言葉が痛く心に染みた。
あとはテントのトップに近い部分の縫い目に防水加工がされてなかったので雨漏りしたり、テントを引っ張る紐が強風で緩んできてしまったり・・・
雨のおかげで沢山の気づきと学びがありました。雨に感謝~
さて、TE ARAROAを歩く上でのノブのこだわりが食事!ロングトレイルを歩く人達の食事といえば手ごろに食べられるインスタント食品やジャンクフードに偏りがち。健康的とは言えないのが現実。
歩くために食べ、食べるために歩く!旅の最中もおいしいものを食べるぞ~と気合十分のノブ。
今回の旅でも山の上とは思えない、普段の食事より豪華じゃない?というような、おいしい食事を堪能!
ノブの作るご飯は本当においしい~
ニュージーランドは雨が多いそうなので、今回の雨のおかげで改善点や雨対策について考えることができ、何よりな一日目になりました。
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