ホストファミリーはスキーのシーズンパスがあるので週3ペースでスキーへ出かけている。

スキーの日は朝早く出かけることもあり、その日のやることリストを紙に書いてテーブルに置いておいてくれる。

今日はAirbnbのゲストのためのベッドメイクと掃除。と…アーモンド割り!

アーモンド割り〜?

はじめての体験にワクワク。

身近な存在のアーモンドだけれど、そういえばアーモンドがどんな風にできるかなんて知らないし、考えてみたこともなかったな〜

梅干しの種を大きくしたみたいなこれがアーモンド!

アーモンドはアンズやモモの近縁種で、桜の花と似た花を咲かせ、果実もできるが、果肉は薄くて食用に適してないそう。アーモンドが果実からできるなんて知らなかった〜

そして、この種の中にあるそれこそがアーモンド!

割り方は原始的な方法、石を使って叩き割る。平たい形も功を奏して、比較的楽に叩き割ることができる。種によって殻の硬さが若干違うので中のアーモンドを叩き割らないように絶妙な力加減で殻を叩いていく。この絶妙な力加減ってすごいな〜と自分の身体機能に驚きつつ、アーモンドを殻の中心から綺麗に取り出せた時の喜びはたまらない!

が、いくら慎重にやっていても殻と共に中のアーモンドを叩き割ってしまうこともしばしば。砕けたアーモンドはもちろん私の口の中へ。割たてのアーモンドは杏仁豆腐のような香りと甘さがあってとてもおいしい!

1時間割り続けた成果!

最近、狩猟採集民族に興味がある私にとってこの原始的な作業はとても楽しい時間だった。

作業をしながら、いつどこで誰が、この硬い種の中にアーモンドの存在を見つけたのか、市販に売られている大量のアーモンドはどうやって殻から取り出されるのか(多分機械?)など沢山の疑問が浮かんできた。そうした自分の疑問を通じて、物事の成り立ちや過程を知ることの大切さを改めて感じた。そしてそれを身を持って体験すると物事の見え方が変わってくる。

もし次にお店でアーモンドを買うときには、誰かが実を収穫し、殻を割るという過程を経てここに並んでいるということを容易に想像できる。そしてその過程の大変さを知っているからこそ、簡単に沢山のアーモンドを手に入れることに対する感謝は大きい。

より安く、より沢山ではなくその過程や労働に対する対価として感謝を持ってお金を支払いたいな〜と思う。

お金と引き換えに商品を買うということが当たり前の今。それはとても便利だし、簡単だけれど、その便利さと引き換えに体験とかつながりといった大切なものを見失ってしまっているように思う。

体験とかつながりを大切に生きていきたいと思うからこそ、自給自足やスローライフといった自分達の手で暮らしを営むライフスタイルにとても強く心惹かれる。

日本に帰ってからノブとどこでどんな暮らしを営んでいくかはまだわからないけれど、手と身体と想像力を使って楽しくのびのびと暮らしていきたいな。

カテゴリー: New Zealand

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