DAY3 9月9日(土) 晴れ

夜中に寒くて目が覚める。ウールの靴下を履いているにも関わらず足がキンキンに冷たい。ノブがダウンを足に巻くといいよ~と教えてくれたので早速着ていたダウンを脱いで足元へ。みるみるうちに温かくなり再び眠りに落ちた。

今朝も5時ごろ目が覚める。

寒くて寝袋から出る気になれず、テントから空を眺めて太陽が昇るのをじっと待つ。

物音ひとつしない静かな朝。

静かな中に聞こえてくるのは自分の呼吸の音だけで、世界って本当はこんなに静かなんだ~と静けさの中に身を置いて心穏やかな自分を感じながら、自分の呼吸の音に耳を澄し、あ~私の意識の及ばないところで、呼吸が繰り返され、心臓が動き、血液が体を巡り、こうして私は今日も生かされているんだな~と自分が生きていることの奇跡を感じていた。

お待ちかねの太陽は6時になってやっと顔を出し、朝の優しい日差しに包まれながら朝食タイム〜

朝食はアルファ米と高野豆腐を卵でとじたスペシャル丼!

この旅の山場は越えたので、朝はのんびり。

“Beatiful Life 世界の果てで暮らしてみたら”というパタゴニア在住の菊池木乃実さんの著書を熟読中。電子書籍なので山でも手軽に読書ができて嬉しい!ちなみに圏外なのでスマホは使えない。

テントの中の荷物を整理していたらひょっこり出てきたお客さま!ヤモリ?

ヨガで身体を整える!

重いバックパックを背負って、険しい道を歩くと身体が凝ったり、筋肉痛になったり。歩き続けるためには、身体のメンテナンスも大切です。いつでもどこでも出来ちゃうヨガは身体のメンテナンスに持ってこい!

おいしい空気と太陽の光を浴びながら身体を動かすと本当に気持ちがいい。

ヨガ歴2年の私達。ニュージーランドでもヨガります〜

今日のルートは双子池→雨池→麦草峠→白駒池。

再び白駒池に向かうが、戻りは林道を行くアップダウンの少ない穏やかなルート。あの登りの大変さが無いと思うと、気持ちにかなりの余裕が生まれた。

おいしい池の水を再びボトルいっぱいに汲んで今日もスタート!

今日も元気に

いってきまーす!

下りはかなり膝に負担がくるので、軽くラン!

山の中を走るなんて考えられなかったけど、風を切って走る感じが気持ちよくて想像していたより遥かに楽しい。そして、寝ぼけていた感覚器官が研ぎ澄まされ、覚醒する感じが心地よかった。

ノブはランしながら木の根をジャンプして飛び越えたりしていて、彼の身体能力の高さと結構なスピードで走り続ける体力に圧倒された。きっとその昔は山を走り回って狩りとかしてたんだろうな〜笑

苔の森には本当に色々な苔がいて面白い!そして、なんとも可愛らしい。

雨池に到着〜

さて、ニュージーランドの旅に向けて悩んだのが靴!

登山靴やゴアテックスの靴を買おうかなど検討していたが、登山靴でも結局は濡れてたよ〜とTE ARAROAハイカーのブログを読んだノブからの話を聞いて、登山靴は重いしかさばるからどうせ濡れるなら軽量で乾きやすいものがいいなと思い、結局は自分が持っていたNIKE FREE RUN というトレランシューズで行くことに決めた。

TE ARAROAでは海や川を横断することも度々あり、雨も多く、泥のぬかるみが凄いそうなので、濡れる・汚れるを前提にこのシューズの他にTEVA HURRICANE XLTを持っていく予定。このサンダルはベルトがしっかりしていて、靴下を履いても履けるので、使いやすくて気に入っている。

今回の旅でも初日の雨でシューズはびしょ濡れ!濡れたシューズは冷たいし気持ち悪いから履きたくないな〜と思ったけど、メッシュ素材なので、ティッシュでしっかりと水分を吸い取るとそれだけで結構水気を切ることができ、新しい靴下を履いて歩いていたらいつの間にか乾いてしまった。これならやっていけそうと初日の雨のおかげで靴の状況も確認できてひと安心。

ノブはというとKEENのサンダルで歩くそう。私は山をサンダルで登る人はノブ以外見たことない!笑

Kei:NIKE FREE RUN /Nobu:KEEN Clearwater CNX

雨池を過ぎたあとは、遊歩道が整備されていて楽なルートが続く。

2時頃には白駒池に到着。

観光客やバスツアーの客で山とは思えないほどの人の数!白駒池は車でアクセスが可能で、手軽に苔の森を楽しむことができる。

アルコールを入れて、火をつけるところ

五徳兼風防はノブのオリジナル。ヒンジがついていているのでコンパクトに折りたためる

最後の晩餐はタコライス!この旅1番のおいしさでした〜

ソイミートとコンビーフをタコス用のスパイスパウダーで味付け。少し濃い目の味付けとアボカドのまろやかさが絶妙にマッチ!

山小屋で購入した白ワインで乾杯!

CA VA缶(サバ缶) 残り少ない燃料で少し温めて、チーズと一緒に。

夕食の後は、夜の散歩へ。

暗闇の中、木の棒にランタンをぶら下げてまるで物語の中の登場人物にでもなったような気分で森の中を歩いた時間はとてもワクワクし、朝歩いた時とは全く違う森の顔にドキドキした。

対岸に見えるのは白駒荘

朝起きてから眠るまで、沢山の気づきと感動と感謝で溢れる1日だった。心も身体もお腹いっぱい。当たり前の日常にいるとなかなか気づけないだけで、視点を変えれば本当は日常も日々、感動と感謝に溢れてるんだと思った。

寝袋に入るとノブにおやすみを言う間もなく眠りに落ちた。


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